vagrant-conoha
[Vagrant](Vagrant ConoHa Provider)1.2以降で使える、ConoHa用のProviderです。
VagrantからConoHaにup, destroyやsshなどのコマンドを使用したり、サーバーのプロビジョニングが行えるようになります。
Note: このProviderはggiamarchi/vagrant-openstack-providerをforkして作成されています。
機能
- VPSの作成、起動、停止、破棄が行えます
- ConoHaの各リージョンをサポートしています
- VPS作成時にプランとインストールイメージを選択できます
- SSHキーペアの自動作成、それを使ったSSH接続が行えます
- コントロールパネルから登録済みのSSHキーペアを使うこともできます。
- インストールイメージ一覧、VPSプランの一覧、ネットワーク、サブネットの一覧を取得するコマンドが用意されています
- その他Vagrantの各コマンドが使用できます(provisionなど)
クイックスタート
あらかじめVagrant1.2以降をインストールしておきます。次に以下のコマンドでプラグインをインストールします。
$ vagrant plugin install vagrant-conoha
次に以下の内容でVagrantfileを作成します。各パラメータの解説はこちら
VAGRANTFILE_API_VERSION = "2"
Vagrant.configure(VAGRANTFILE_API_VERSION) do |config|
config.ssh.username = 'root'
config.ssh.pty = true
config.vm.provider :conoha do |conoha|
conoha.openstack_auth_url = 'https://identity.tyo1.conoha.io/v2.0'
conoha.username = 'gncu*******'
conoha.password = '***********'
conoha.tenant_name = 'gnct*******'
conoha.flavor = 'g-1gb'
conoha.image = 'vmi-ubuntu-16.04-amd64-unified'
conoha.region = "tyo1"
conoha.admin_pass = "AdminPass123*"
conoha.metadata = {
instance_name_tag: "vagrant_conoha"
}
conoha.security_groups = [
"default",
"gncs-ipv4-all",
"gncs-ipv6-all"
]
conoha.sync_method = "rsync"
# conoha.keypair_name = "hironobu-key"
end
# config.ssh.private_key_path = "~/.ssh/id_rsa"
end
そしてお待ちかねvagrant upを実行します。
$ vagrant up --provider=conoha
互換性
0.1.7以降、Vagrantfile内の config.vm.box パラメータが削除されました。指定するとエラーになります。Vagrantfileを引き継ぐ場合はご注意下さい。
0.1.8以降、rsyncを自動インストールしなくなりました。比較的新しめのCentOSとUbuntuではデフォルトでインストールされているためです。古いOSでは、必要に応じてスタートアップスクリプトを利用するようにしてください。
参考
下記URLをご覧下さい。 VagrantからConoHaを使う - Qiita
サポート
このプラグインは非公式ですので、ConoHaのサポートなどへの問い合わせはご遠慮ください。 issueとかでお気軽にどうぞ。
ライセンス
オリジナルに準じてMIT Licenseを適用します。